Dental Supply Catalog Shopping

海 外通販をうまく活用しよう!

保険点数改正や歯科医院乱立による経済的歯科環境は悪化するばかりですが少しでも安くていいものを手に入れたいと誰もが望んでいると思います。歯科機器や材料も例外ではありません。私たち歯科医が個人使用でなおかつ個人の責任の下で海外の医療機器の輸入は許されています。ただしただ日本に比べて安いからといった理由では認めてくれませんので注意が必要です。この矛盾した内容は先生方でよく判断してください。でもこの制度は大変有用ですのでぜひ活用してみる価値は大いにあります。


まず入門編と してアメリカの歯科医療機器材料のインターネットサイトをご覧ください。Peasonか HenryScheinは品数が多く、分かりやすいと思われます。
www.pearsondental.com         www.sullivanschein.com

ただ HenryScheinは最初にメンバー登録をしなければはいって行けません。もしすこし覗いてみてオンライン カタログが読みにくいのであればメールでカタログを請求してください。一週間ぐらいで 無料の厚いカタログがアメリカから届けられます。すべて英語のカタログですがほと んどの場合写真が添付されていますので判りやすいと思います。その中に気に入ったものがあれば 専用のファックス用紙かインターネットで申し込みます。医療用具の場合関税はかかりませ んが送料と消費税5%がかかりますので注意が必要です。送料は航空便の場合大きさや会社 にもよりますがダンボール一箱で五千円から 一万円の間と思ってください。ここで注意しなければいけないこ とは注文の数量に制限があり一品目3個までとなっていることです。これは商品単位の3個であり個数の3個ではありません。ですから1ダースが商品単位であれば 3ダースまで、100本一組の商品単位であれば300本までかまいません。


さて商品が日 本の通関を通る際、業者から電話がかかってくることがあす。その際自分は歯科医で医療用具を個人輸入したことをはっきりと言い必要ならば本人の歯科医師免許証のコピーやその商品の英語のパンフレットやカタログをファックスして送りましょう。ここで注意が必要なことはあくまでも日本では手に入らない商品の 個人輸入ですので日本で売られている商品のパンフレットは望ましくありません。 賢明な歯科医の方はもうお分かりのことと思います。そして商品が手元に届いたとき必ず検品が必要です。 特にP社では商品の誤配送が過去に多く見受けられました。受け取る際輸送業者によって消費税と手数料をそのときに払う場合と 後日請求書が郵便で送られてくる場合があります。フェデックスが後者の場合に当たります。ここでひとつ,裏技と言えるほどのものではありませんがフリーダイヤルで日本のフェデックスに電話をいれ、クレジットカードで 請求書の決済をしましょう。銀行に行く手間や振込み手数料が必要ありません。また明細が容易に残せますし 少しですがクレジットカードのポイントもたまります。クレジットカードは商品購入代金の決済にも用います。でもインターネットやファックスの注文用紙にカードナンバーを記載して送るのは心配だと思われる方がたくさんにらっしゃると 思いますがそれは半分正しくまた半分間違っています。なぜなら犯罪先進国のアメリカ(アメリカさんごめんなさい)でも通販の決済はカードで行っていますしそれ以外の方法はあまり一般的ではありません。正しいルールに従って正しく使えば何の問題もありませんがただ常に注意は必要です。カード情報は必要最小限にとどめ、必ず控えは残してください。もし万一不幸にして 悪用されたときはカード会社の保険が全てカバーしてくれますが、あくまでもルールをまもっておかなければなりません。最近の英語翻訳ソフトはかなりよくなってきていますのでホームページ内の英語文、請求、 クレームの英語文にはよく役立ちます。疑問、不満、要望などがあればどんどんメール すべきです。